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寝る前にもう一つ書いてしまおうと思ってたんだけど火狐が反抗期なせいで書けなかった…orz
多分課題とかあるから日付変わるまでに書きたいキャラ全員はいかないけど日付変わっても!書く!よ!
むしろ旧マツしか31日中に書けなかったよ!すみません!現地時間ということでお願いしまs(ry

他書きたいキャラね…デンジとかオーバとかノボリとかナツキとか…色々書きたいんですがね……ナツキって秋はどこにいるんですかね……
っていうか今日からナツキに会えないじゃないですかー!!!
2月に会おうぞナツキ…


さて前置きはこのくらいにして追記から新マツSSSです。
旧マツは殆どハロウィンなにそれ美味しいの状態だったのでハロウィン満喫したいマツバでいきたいと思います。砂糖どばどばですてへぺろ。
ゆるふわ煩悩MAX系修験者のせいでだいぶけしからんことになりましたてへぺろ。私の中のマツバが大抵煩悩に塗れててツライ。多分幼少時ゲームで初めて彼を見た時のイメージが「かっこいいけどチャラそう」だったからかなあ…なんて…ホントウニスマナイトオモッテイル
きっと旧マツのイメージがそのまま新マツにも引き継がれているんですあと彼の表情がなんかいやらしいからもう仕方ないと思いますそう思うことにしますはい。
っていうかナチュラルに腹黒っぽくなっちゃいましたねどうしてこうなった。

あと書いてて思ったけどやっぱり変換欲しいですね。どうしようかなあ。



 降り注ぐ紅葉の中に、きらきらと光を反射する金色を見つけた。
 それだけでなんだか嬉しくなってしまい、小走りで彼に近づく。それに合わせて、手に持っている紙袋の中身ががさがさと音をたてた。
「マツバさんっ」
 名前を呼ぶと、彼は視線をこちらに寄越した。手に紅い葉っぱを持ってきょとんとした顔をするマツバさんはきっと、その横で笑う相棒と戯れていたのだろう。彼は手持ちのポケモン達と過ごしているとき、いつもより少しだけ幼い表情になるから。
 私の存在をその視界に映すと、マツバさんは私の名前を口にしてふわりと笑った。いつも浮かべているのとはまたちょっと違う、気を許した相手にだけ見せる笑顔。ふとした瞬間に見せる彼のこの笑顔が、私はたまらなく好きだ。
「やあ。奇遇だね」
「本当ですね!これからマツバさんの家に行こうと思ってたんですよ」
「そうなのかい?…あぁ、もしかして」
 マツバさんの目が私の手の紙袋に留まる。どうやら彼も今日が何の日か知っていたようだ。ちょっと意外、かも。
「マツバさんもハロウィンに興味あったりするんですか?」
「ん?そうだね、まあ人並みには……僕はそういうの知らないと思ってた?」
 くすりといたずらっぽく笑みをこぼす彼に正直に頷くと、まあそうだよね、と返事が返ってきた。
「でも僕だって色々楽しみたいからさ」
 するりと頬に伸びてきた手に、思わず肩が揺れる。私の体が固くなったのを察したのか浮かべる笑みを深くしたマツバさんは、その形の良い唇から今日という日の決まり文句を紡いだ。いつもよりどこか艶っぽい声色が私の耳を擽る。まっすぐに見つめてくる菫色の瞳に堪えきれず、視線を逸らしてしまった。顔、赤くなってたらどうしよう。っていうかなってる。絶対なってる。
「えっと、これ、お菓子、…作ってきたんです…その…よかったら…」
 視線を逸らしたまま、持っていた紙袋をマツバさんに差し出す。ありがとう、という声と共に、手から重みが消えた。
「ふふ、紅葉みたい」
 呟かれたそれはきっと私の顔色を見てだろう。わかってはいたけれどそうして口に出されると余計恥ずかしくなるというものだ。頬をなぞる指の感触にいちいち反応してしまいそうになるのを我慢してちらりと彼の方を見遣ると、彼は至極楽しそうに笑っていた。
「ま、マツバさん、あの…手…」
「うん?」
「手…そろそろ、離してもらっても…」
「えー、なんで?」
 マツバさんは不満そうな声をあげる。彼は楽しいのかもしれないけど、私だって頭が沸騰してしまいそうなくらい恥ずかしいのをわかってはくれないものか。いや、多分彼はわかっていてこうしているのだろう。
「うう…悪趣味…」
 ぽつりとこぼした言葉に、彼が目を光らせる。
「それ、どういう意味かな」
 両手で頬を固定され、強制的に目を合わせられる。さっきお菓子を受け取ったはずなのに何故両手、と思ったが、彼の後ろに見える影に納得がいった。
 しかしこの状況はつらい。つらすぎる。吐息がかかるくらい近くにマツバさんの顔があって、苦し紛れに目を伏せても彼が顔を覗き込んでくる始末。もうやだなにこれ私にどうしろっていうの。
「あああああの、マツバ、さん…っ」
「なあに?」
「か、かお、が、近い、と…思うんです、けど…」
 ああ、きっと私の顔はこれ以上ないくらい真っ赤に染まっているのだろう。全身が心臓になってしまったのではないかと思うほどにどくんどくんと音がする。あまりにも大きく響くそれがマツバさんに聴こえていたらどうしよう、なんてよくわからない方向に心配をしてしまう。
「だってほら、僕は『悪趣味』だからね」
 にっこりと蕩けそうな笑みを浮かべる彼は私の言葉を根に持っているらしい。心の中に秘めておくんだったと今更後悔した。
「…ねえ、僕さ、甘いものって大好物なんだ」
「へ、あ…は、い?」
 耳元で囁かれた言葉の意味を飲み込めず、間抜けな声が出てしまう。
「だから、あれだけじゃ足りないんだよね」
 沸騰寸前の頭では何も考えられず、彼が口を開くのを見ていることしか出来なかった。
「あまいお菓子、もっと…ちょうだい?」
 一言、そんな言葉が聞こえたかと思うと、睫毛同士がぶつかって、私の体は驚きで硬直してしまう。
 いつの間にか後頭部に回っていた手が離れることを許さず、そればかりか酸素を求めて開いた唇からぬるりとした熱いものが入り込んできて、私はどうすることもできずにそれに蹂躙されるしかなかった。
 どれくらいそうしていたのだろうか。ようやく彼の顔が離れた頃には、すっかり腰が抜けてしまっていた。
 口の周りを軽く拭うと、彼は今日一番の笑顔で「ごちそうさま」なんて言ってみせる。本来ならば、いきなり何をするんだとか、ここは外なのを分かっているのかだとか、そう反論をするところなのだけれど、いかんせん不意打ちすぎて頭がショート状態で、そんな言葉は何一つ出てくることは無かった。
 そんな状態にも関わらず、満足そうな彼の顔を見てどこか満更でもない気持ちでいる私も、もう末期なのかもしれない。



HAPPY HELLOWEEN!

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なんかもう収集つかなくなったので無理やり終わらせましt(ry
昨日のにも言えるけどそんなにハロウィン関係ない感じもしますね!しょうがないですね!
そんなことより私にもお菓子くださいおねがいします。
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